この前とても気になる本を見つけた。
「私は絶対ゆるさない」
衝撃的だった。
ここまで本当に犯罪になるような出来事に至ってないにしても、程度の重さは違えど、女性は同じような思いをしている人は少なくないんじゃないかと思った。
デートレイプって聞いたことありますか?
女性が同意でなければたとえ付き合ってたとしても男性の一存で行為に及ぶことは良くないことだということを知らない男性が多いように思います。
私も声を大にして言いたいと何度も思ったが、勇気がなく今までしてこなかった。
泣き寝入りしたこともある。
だからこうやって声を上げられる勇気に尊敬と感謝と色々な思いでこの本を読みました。
まだ学生だった頃、私は性交をする意味が全くわからなかった。痛いし気持ち良くないし、なのに気持ちいい?とか聞いてくる。早く終われとしか思ってなかった。
男性がただやりたいから女性がそれに付き合うものだと言う認識だった。
男性というものは終始そのことばかり考えていて、男女が彼氏彼女として付き合うのもそれがしたいからなんだと思っていた。
大人になって、理性のある男性とも出会うようになって、今ではすごい偏見のもと私は生きていたんだなーということに気づいた。
男性の大多数がそうであったとしても、みんながみんな性欲を抑えられない人たちばかりではないということも理解した。
でも私がそう勘違いする原因になったのは、やはり、こちらの意思なんか無視して事に及ぶ男性が私の周りには多かったように思う。
付き合ってるからいいだろうってみなさん思いがちですよね?
でも付き合ってたとしても女性側が嫌だったら断る権利もあるんですよ。
男女逆でもそうです。
お互いの気持ちが一致しない限り無理にする必要はないのです。
私はやりたくない時はやりたくない。
気持ち良くない時は気持ち良くない、と伝えるようにしてます。
伝え方で男性がとても傷つくということも勉強したので、これから徐々に、私の言いたいことをストレートにぶつけるのではなく、柔らかく傷つけないように伝える術を身につけていきたいと思ってます。
性犯罪って本当にダサいって感じてしまう。
理性を抑えられないのって子供と一緒。
やりたいのならちゃんと口説いて行為まで導けばいいだけの話。
結局は優しい人が勝気がする。
久々に面白い本に出会ったのと、過去の記憶と色々リンクして記事に書きたくなりました。
不快に思った方がいらっしゃったらごめんなさい。
この世から性暴力が消えることを願ってます。