私は昔から少し肌が黒い方だった。
妹は色白で小さい時から可愛がられてた。
中学生になってメイクに興味を持ち出した。
高校生になる頃から色黒ギャルが流行り出したが、中学生の時は色が白くなりたくてわざと肌の色に合わない真っ白なファンデを買ったりしてた。
鈴木その子さんとまではいかないが。。🤣
高校生になる頃からeggという雑誌が流行り出して、ガングロギャルなど黒い方がかわいいみたいなブームがあって、私は色白になりたくても生まれ持った肌の色から絶対に無理だったので、この流行りは私にとってありがたかった。
中学生の頃はどちらかと言うと原宿っぽい格好が好みだったけど、心機一転ギャルになることを決意した。
そこからは日サロも行ったし、ファンデも小麦色のものを使ったり、白いリップやアイライナー、青いアイシャドウなど、メイクに時間をかけようと思えばいくらでもかけられるくらい濃いメイクになっていった。
先生にも「あなたたち、もう少し明るい場所で化粧しなさい」って言われたり。。
学生時代を思い出すと懐かしいな。。
っと、話がそれましたが、
昔はそんなブームがあったからよかったし、海外で生活していた時も常夏のようなところにいたのであまり自分の色黒のことはなんとも思わなかった。
肌の色が白くなくても普通に彼氏もできたし、友達も仲良くしてくれるし、なんてことなかったんだが、
なんだか、やっぱり色白の方がいい、という文化は今でも残っている気がする。
例えば、私は新潟出身なので、新潟といえば色白というイメージをほとんどの人が持っているらしく、出身地を聞かれて新潟だと答えると、「あ〜だから色白なんだね〜」って言われる。
これ、一回だけじゃなくて、きっと人生で何百回も言われてる。
みんな、新潟というだけで、色白だと誤解するなんて、私のこと本当にちゃんとみてないんだなーと思ったり、色白って、褒め言葉としてみんな使うんだなーということに、自分では地黒の自覚があるので少し微妙な気持ちになったり。
先日も男性の友人と歩いていると前職の女性の先輩に遭遇。
先輩は美人で仕事ができてとても尊敬できる方。
2人を軽く紹介した後、その場を離れ、めっちゃ綺麗な人だったでしょ?って感じの話をしていたら、友人が、「もう少し肌が白かったらいい女だ」みたいな発言をした。
先輩は確かに未だに肌を焼いたりすることもあるし、白い方ではなかったが、それでもとっても綺麗な人なのだ。
綺麗すぎて誉めたくなかったのか、友人の真相はわからなかったが、肌の色で美人かそうでないかを決める感覚にあまりいい気分はしなかった。
とはいえ、私も色黒な肌はどうすることもできないし受け入れていこうとは思ってはいるが、些細なひと言を意識せざるを得ない時、ちょっとグサっとくるなーと思った。