老害って言葉を大人になって初めて知ったんだけど、意味は、若者に必要以上の負担をかけている老人のことだそう。
老いた害って言葉そのものじゃん。
私が思う老害の1つは、古い考えのままアップデートしないこと。
昔はそれでよかったのかもしれないけど、今は時代の変化が速すぎて、昔の知識や経験が通用しないことも珍しくない時代だと思う。
私も老害にならないように、いつも若者を尊重して、新しい常識を取り入れようとはしているが、今からとても心配だ。
うちの父はまさに私からすると老害。
いつまでも亭主関白で、妻は夫についてくるものだ、という考えなんだと思う。きっと母に感謝の気持ちはあれど、恥ずかしいのかちゃんと伝えない。当たり前のように振る舞っている。
母も共働きなのに家事は全部母に任せて、日曜日も家にいたくないからと、お仕事をいれて家を空けることが多いそう。
実家に帰ると、とりあえず母の愚痴を聞くという仕事が待っている。
そんなに嫌なら別れればいいのに。。
と、私は思うが、どうやら、
父は1人になったら生きていけないだろうからしょうがなく一緒にいる、
と。
結局嫌だ嫌だと言っても父には甘いんだなーと感じる。
私はうちの家庭みたいなものは築きたくない。
私はもっと、暴力も振るわない、優しい旦那さんと出会いたい。
ちゃんとありがとうとかごめんねを言える人、ずっと変わらず愛してくれる人がいい。
うちの父も、母の話によると昔はすごく優しかったんだって聞いてる。
人間は変わるものなのか。
それこそ、父は頭が硬く、自分の正義をとことん貫きたい人なので人の話をあまり聞かず、自分が道を逸れていたとしても気づかず突き進むタイプのように見える。
そういう風にはなりたくないなと思うので、反面教師で、わたしは出来るだけ怒らない、否定しない、人の話を聞く、ということを心掛けている。
歳を重ねれば重ねるほど害になるのではなく、尊敬されるような、人の役に立つような人間になりたい。
どうしたらそうなれるのか、
いつも謙虚で年を重ねても学ぶ姿勢を常に持つというのはいかがか。
年上や経験が豊富な人からだけでなく、若者からも学ぶことも多い。
見栄を張らず、でも自信を持ってかっこよく歳を重ねたいものです。